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今日は東京で2つ、用事をしてきました。
※今回のブログは自分のためのメモのようになってしまったので、読むと疲れると思います。
まず1つ目は、築地にあるイラストスクール「パレットクラブ」の説明会です。
プロとして活躍されているイラストレーターやデザイナーの方に直接教えて頂け、仕事に繋げるためのノウハウが学べる学校のようです。
築地の大通りからほんのちょっと入った路地裏に、看板がありました。
薄暗い入り口前には数匹のネコがいて、「ここホントに開くのかな?」
という感じのドアを押したか引いたかしてみたら、そこには淡い光の空間がありました。
上から差し込む陽の光がとても心安らぐところでした。
2階では前期生の方々の卒業作品展が開かれていました。
「さくら」というテーマで描かれただけあって、全体的に春らしくフワッとした印象でした。
絵本コースの方の作品は、とても綺麗に印刷されていて結構本格的でちょっとビックリしました。
さてさて、2階で説明を伺ったあと、いくつかあるコースで悩んでいた私は説明担当の可愛らしいお姉さんに質問しました。
自分で描いた絵を幾つか持って行っていたので、それを見て頂いて決めようかと。
その旨を告げると、学長?の原田治先生がいらしているので、先生に見て頂くと良いと言われ、1階に連れていかれました。
1階にあるバーカウンターには既に数名の受講希望者さんと、にこやかなおじさまが。
「あぁ、この人が原田先生なんだ!」
ちょっと感動&とても優しそうなのでやたらに和んでしまいました。
原田先生は、オサムグッズの原田先生です。
ミスタードーナツのキャラクタなど、先生を知らなくても先生の作品を見れば「あっ!」と思う人は大勢いると思います。
私の前に3名の方が先生に作品ファイルを見せていたのですが、皆さんすごく上手で雰囲気があって、これを見られただけでも大きな収穫でした。
私の隣りのとても可愛い女の子はライブペインティングをやっているということで、カラフルかつパワフル、自分のスタイルを持っているような作品でした。
あまりに普通にしゃべっていたので、後で韓国から来たと言われ、言葉の流ちょうさにびっくりしました。
とても人なつっこい方だったので一緒に学べれば心強いのですが、何となく違うコースになりそうな気がするのが残念です。
さてさて、そんな中、私も今まで描きためた絵の中から選んでファイリングしたものを先生に見て頂けました。
イラストコースと基礎コースで悩んでいたのですが、
「上手じゃない。これなら基礎コースじゃなくて大丈夫だよ。」
と言っていただきすっごく嬉しく、また、一安心しました。
まぁ原田先生はとても穏和な方らしいので、調子に乗ってはいけないのですが。
イラストコースは更に2つに分かれていて、一つは本の装画など文学好き傾向の人が選ぶAコース、もう一つは女性向け絵本やファッションなどのBコース。
絵を見た感じだと一通りのものを描いている感じなので、Aコースかなと言われました。
「あの・・・私、本を読むのがすごく遅いんです・・・」
国語の試験などでは残り時間15分くらいまで第一問目の文を読んでいたくらいノロノロで、しかもノってくるまではいつでも睡魔と激闘です。
先生は、
「ドサッと原稿を渡され、それを全部読んで理解して、作品にあった絵を描かなきゃならない。
本が好きじゃなきゃ続かないからねぇ。
そのへん考えて、まぁ決めてください。」
とおっしゃっていました。
また、何でも描いてる感じなので、何をやりたいかだね、とも。
それが決まればこーいう人は上達が早いんだけど、と言って頂き、再びプチ有頂天。
でもなかなか決まらないだろうし、何をするのも遅いから上達もやっぱり遅いだろうと私は予想するのでした。
結局その場では決められませんでしたが、原田先生に作品を見て頂けたことはとてもラッキーでしたし、少しだけ自信にも繋がりました。
余談ですがHPに載せている
No.187"painting_0187_greenLight.jpg" と、
No.203"painting_0203_earth20080206.jpg"
をファイルしたページを一番見て下さっていたようでした。
コース選択、とても悩んでいます。
本は嫌いではないけど、本のプロの人に「本、好きです」とはとても言えません。
でもまぁこの機会に読書デビューするのもアリかもとは思うのです。
Bコースも魅力はあります。
ファッションの絵を描くのは嫌いじゃないし、工作・雑貨も好き、手芸店をうろつくのもまんざらではないのです。
洋服は着こなせないのであまり買いませんが、「こんなの着て授賞式とか行きたいなぁ」なんて妄想したりします。
ただ、ものすごーくセンスが無いのでオシャレな絵って描き続けられないんじゃないかと思います。
そして、私が好きなモノを考えると、野球、フィギュアスケート、自然、動物、電化製品、文具、キャラクターグッズ、実験、宇宙、etc...と、まとまりないので、Bコースの女性向けというよりはAコースの全般向けが良いような気もします。
先生には言いそびれてしまったのですが、私の夢のひとつに音楽CDのジャケットイラストを描く、というのがあります。
どのコースを選ぶにしても、これを忘れないようにしたいです。
まだしばらくは悩みそうですが、始まってひと月くらいならコース変更できるかもと言われているのでとにかくどちらか決めてチャレンジできればなと思います。
2つめの用事は、東京上野の森美術館「VOCA展」見学です。
昨日デッサン教室で先生が招待券を下さいました。
先生は第一回VOCA展の出展者なのです。
3/30までだけど行けそうにないからということでした。
パレットクラブを後にしていざ上野へ!
今にも雨が降り出しそうな肌寒い天気。
しかし、上野は人、人、ひと!!
桜満開の日曜日、老若男女、日本人も外人さんも溢れんばかりの人が集まり春を? お酒を? 満喫している様子。
地下鉄改札から上野公園に行くのに慣れていない私、ガードマンのおじさんを発見したので
「あの人に聞こう!」
とおじさん目がけて一直線に進み「すみません・・・」と言うと、
「ここは行き止まりだよ。 だいたいそこの進入禁止のついたてを超えちゃダメなんだから!」
おぅっ! 全く目に入っていなかったです。 ごめんなさい。
そう言いながらもおじさんは、道をはさんで真向かいにあった上野の森公園への行き方を親切に教えて下さいました。ありがとうです。
VOCA展は、学芸員や研究者、ジャーナリストなどに推薦された40歳以下の現代美術作家の作品展なのです。
VOCA賞受賞作品は、サテンの布に染料で描かれた不思議な絵。
よく見ると繊細な描き込みもうっすらと見えたりして暫く見ていたくなるような作品でした。
私が好きだったのは、山本桂輔さんと、佳作賞の伊藤雅恵さんの作品でした。
自分の好みってまだよく分からないのですが、どうやらカラフルでパキッとした色遣いのものが好きなのかもしれません。
先生は「できるだけ沢山の展覧会に行って沢山絵を見るとよい」とおっしゃいます。
自分の好みを知ることにも繋がるのかなと思いました。
私は現在140㎝くらいあるキャンバスに絵を描ける場所の確保に悩んでいます。
しかし、今回のVOCA展の作品はそれより更に大きい、2~3メートルはある作品ばかりでした。
イラストレーションという分野に興味がある一方、こういった、自分の描きたいものを自由に表現する絵も描きたいのです。
二兎を追う者なんとやら・・・
欲張ってると全て中途半端になってしまうのかもしれないけど、今暫くはどちらもやっていきたいです。
上野は混み混みで人酔いしたけど、行ってきて自分のだいぶ前を歩いてる人達の作品を生で見られてとても良かったです。
招待券を下さった先生にお礼を言わなければ。
ということで、お花見出来なかったけど充実した日曜日でした。
今日のことは絶対日記に書いておかなきゃ忘れる・・・と思っていたのでダラダラでも書けてよかったです。
もしここまで読まれた方がいらしたらビックリです。お疲れさまでした
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画材は水彩やアクリル、色鉛筆、カラーインク等。
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